あなたはどの惑星に惹かれますか?
太陽系の惑星といえば、「水金地火木土天海」でおなじみの8つの星。
太陽系の惑星:水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星
これらの惑星は、地球から見て、星座を形作っている星たちよりもずいぶん近くに存在しているので、星座の星みたいにチラチラまたたかず、くっきりと見えるのでわかりやすいです。
金星、木星、土星、火星など、夜空に本当に綺麗に輝いていますよね。
天王星と海王星は遠すぎて見えず、水星は太陽に近いので見えにくいです。
実は、アメリカの今世紀最大の予言者として知られるエドガー・ケイシー(1877-1945)のリーディングによると
私たちは、この世に生まれてくる前に太陽系の惑星のどれかに滞在していたそうなんです。
人間は、輪廻転生を繰り返していて、転生する間(数十年〜数百年)、平均して4つくらいの惑星に滞在するのだそう。

そんなわけないじゃん!
木星や土星ってガスなんでしょ!?
滞在なんてできないよね。
そう思ってしまいますよね。
でもこれは、この地球で暮らしているように肉体を持ってその惑星に居るというわけではなく、「次元」のお話なんですって。
それぞれの惑星に対応する次元があって、波動としてその惑星の次元で、学ぶべきことを学ぶのだそうです。
このお話・・・。
もしかしたら手相のリーディングとつながっているかもしれません。
ちょっとこの記事で考察していきたいと思います。
てのひらの宇宙に現れるヒント
手相では、「丘」という概念があり、その「丘」には、太陽系の星たちの名前がつけられています。
そのてのひらに広がる宇宙を観察すると、あなたがどんな素質や才能を持っているのかがわかるんです。
各指がアンテナとなって、太陽系の星のエネルギーを受け取って、それが各丘に蓄積されている。
そのようにみていくので、ふっくらとしている部分があれば、その部分に対応する星のエネルギーをたくさん持っているんだよ、とみることができます。
つまり、どの部分が膨らんでいるか、ハリがあるか、エネルギーを持っているかをみることで、あなたがどんな力を使って今世を生きていけばいいのかがわかるということになるのです。
ということは・・・
これは、そのまま、「生まれる前にどこの惑星に滞在していたか」をあらわしていると考えても良いかもしれません。
生まれる前にいた惑星の波動領域で学んだことを実践するために地球にやってくるわけですから、
その星のエネルギーをたくさん持ってやってくる、ということができますよね。
しかも、手相における「木星丘」「土星丘」などのあらわす意味と
エドガー・ケイシーのリーディングによる「木星にいた人はこんな人」「土星にいた人はこんな人」というニュアンスが、かなりバッチリ重なっているのです。
占星術における星の意味と、手相における星の意味はリンクしているわけですが、
エドガー・ケイシーさんは、占星術に詳しいわけでもないのに、なぜそのようなリーディングができたのか、とーっても不思議ですよね!
このエドガー・ケイシーさんのリーディングは、「てのひらの宇宙」の概念が裏付けされる記録でもあると言えそうです。
「てのひらの宇宙」の中のどの星がエネルギーを持っていると感じるかで、生まれる前にどの惑星にいたのかのヒントがもらえそうですね。
各惑星にいた人の特徴
さあ、それでは、ここで、エドガー・ケイシーのリーディングによるそれぞれの惑星に滞在していた人の特徴を見てみましょう。
水星にいた人は?
高度の知的能力、精神的能力、分析力、思考力、陽気さ、数学的才能、機敏な反応、秩序、他人の心を見抜く能力、優れた記憶力などに恵まれます
「完全版 眠れる予言者 エドガー・ケイシー/光田秀著」より
金星にいた人は?
優しさ、愛情、美しいものに対する鑑賞力、友情、社交性、穏やかな言葉遣い、芸能的才能、気さく、率直、愛される性格、若々しさ、性的魅力などに恵まれます
「完全版 眠れる予言者 エドガー・ケイシー/光田秀著」より
火星にいた人は?
エネルギッシュで情熱的、活動的、自信に満ち、決断力などに恵まれます
「完全版 眠れる予言者 エドガー・ケイシー/光田秀著」より
木星にいた人は?
誠実さ、広大な意識、寛容、平和主義、優れた判断力、統率力、教師、人の心をなごませる能力、政治的手腕に恵まれます
「完全版 眠れる予言者 エドガー・ケイシー/光田秀著」より
土星にいた人は?
忍耐、辛抱、持続力、変容などの美徳に恵まれます
「完全版 眠れる予言者 エドガー・ケイシー/光田秀著」より
天王星にいた人は?
非常に強い意志力を発揮することが指摘されています。また、几帳面さ、整理整頓好き、直観力、サイキック能力、オカルトに関する興味なども、この惑星の特質に帰せられます
「完全版 眠れる予言者 エドガー・ケイシー/光田秀著」より
海王星にいた人は?
芸術的傾向、霊能力、神秘主義的傾向、水に関する縁、人間の心を理解する能力、人を思いやる性質などに恵まれます
「完全版 眠れる予言者 エドガー・ケイシー/光田秀著」より
冥王星にいた人は?
冥王星は2006年以降、惑星ではなく、準惑星となりました。
冥王星の影響を受けるとされた人はごくまれです。それだけに、冥王星から飛来した人にとって地球での生活は苦痛だといえます。
ケイシーによると、冥王星は個人に影響を及ぼすよりも、社会全体や人類に対して影響を与えるもののようです。そしてその影響力は今後、ますます強まってくるようです。
「完全版 眠れる予言者 エドガー・ケイシー/光田秀著」より
太陽・月にいた人は?
惑星滞在と同じ意味で太陽あるいは月に滞在することはきわめてまれです。むしろ太陽と月は、それぞれ人間の肉体面、精神面に影響を与えます。
「完全版 眠れる予言者 エドガー・ケイシー/光田秀著」より
一般に太陽の影響が強い人は、意志が強く、肉体的にもパワーがあります。人々の中心になって物事を推進します
「完全版 眠れる予言者 エドガー・ケイシー/光田秀著」より
月の影響を受ける人は、内向的で物事を深く考える傾向を持ちます。
「完全版 眠れる予言者 エドガー・ケイシー/光田秀著」より
おもしろいですね。
どれか気になる星はありましたか?
心あたりがある記述があれば、その星にいたという可能性はありますよね。
ただなんとなく好きだったり、なんとなく気になる星というのも、可能性があるかもしれません。
どの惑星から来たのかがわかる方法
どうすれば、もっと的確にどの惑星から来たのかがわかるでしょうか?
出生ホロスコープを作成する
エドガー・ケイシーによると、ホロスコープを作成すると良いとのこと。
出生ホロスコープを作成し、東の地平線の位置と南中の位置に惑星があれば、その星から来た可能性が強いそうです。(「完全版 眠れる予言者 エドガー・ケイシー/光田秀著」P.262〜)
東の地平線=アセンダント(Asc)
南中点=エムシー(MC)
ホロスコープはこちらで作成することができますよ♪
素敵な鏡リュウジ先生のサイト!
私自身のホロスコープを調べてみたら、残念ながら、東の地平線と南中の位置には星はありませんでした。
その場合には、西の地平線の位置及び北中の位置に来ている惑星を調べると良いとのこと。
それぞれAscとMCの反対側ですね。
これも私にはありません。
この四隅に惑星がない場合は、ヒンドゥー占星術のシャッドバーラで見るのがもっとも有望なのだそうで、検索してみましたが、なかなか難しそうです。
数霊術でみる
「完全版 眠れる予言者 エドガー・ケイシー」の著者光田秀さんは、本の中で、占星術の次なる策として、ヒンドゥー数霊術を使った方法をあげてくださっています。
生まれ日でみる(霊数)
- 生まれ日が1桁の人はそのままの数字
- 生まれ日が2桁の人はそれぞれの数字を1桁になるまで足す
例:29日→2+9=11 → 1+1=2
生年月日でみる(運命数)
生年月日の数字をすべて足し合わせ、1桁になるまで足していく。
例:1877年3月18日生まれ
1+8+7+7+3+1+8=35 → 3+5=8
霊数と運命数から惑星を割り出す
- 太陽
- 月
- 木星
- 海王星
- 水星
- 金星
- 天王星
- 土星
- 火星
これでいくと、私は、霊数は③木星、運命数は⑥金星となります。
うん、心当たりあり。
ただし、これは確実な方法ではありませんので、あくまでも参考程度にとどめておいてください。
とは書かれているんですけどね。
てのひらの宇宙でみる
この見方は、ケイシーや光田秀氏がおっしゃっていることではないのですが・・・
ちょっと、てのひらも見てみてみましょう。
かなり参考になるかもしれません。
ふっくらとしている箇所がどの惑星に当てはまっているでしょうか?
手相における各惑星の意味は、こちらを参考にされてください。
-
-
線を見なくてもできる超簡単な手相診断法とは?ポイントはてのひらの宇宙!
続きを見る
なお、「てのひらの宇宙」には、天王星、海王星、冥王星は含まれていません。
ですが、学びを進めていくと、てのひらの外側の領域にこれらの星の領域が広がってるんだなあと思うようになります。
考察
- 天王星の領域は、中指(土星丘)と薬指(太陽丘)の外側に広がっている
- 海王星の領域は、小指側(水星丘、月丘)の外側に広がっている
- 冥王星の領域は、人差し指(木星丘)の外側に広がっている
もし、1つか2つくらい、そこだけがうんと盛り上がっている「てのひらの宇宙=丘」があるならば、このような人智を超えたスケールの星たちの影響を受けていると考えることもできるかもしれませんね。
いま生きづらさを感じているとするならば、そんな理由もあるのかもしれません。
滞在する理由と輪廻転生からの卒業
エドガーケイシーによると、なぜこうして魂が転生のあいだに惑星に滞在するかというと、「霊的な成長のため」。
太陽系システムの素晴らしいバランスを獲得することが魂の目的なのですね。
そうして、すべての太陽系の星のエネルギーをバランスよく獲得した魂は、地球を卒業します。
「輪廻転生」を卒業するのです。
その時、アルクトゥールスを通過し、この太陽系に戻ってくるか、他の星系に移り住むかを決めることができるんですって。
一旦卒業して進化した魂が地球に生まれてくることもあり、その時もアルクトゥールスを通過するのだそうです。
あなたなら、もし、アルクトゥールスへ行くことができて、選択を迫られたら、どうしますか?
卒業しますか?
それとも、再び地球に戻りますか?
私は・・・
もう今世で輪廻転生は卒業したいです。
まとめ
夜空を見上げながら、星に憧れたり、なんだか懐かしい気持ちになるのは、もしかしたら、転生の記憶があるからかもしれないですね。
宇宙のかけらである私たちのてのひらには宇宙の縮図がある。
そのてのひらの宇宙に、転生の記録も刻まれているのかもしれないと思うと、ロマンチックが止まらない・・・。
今世こうしてこの地球に生まれて来たからには、自分にできることを、残された時間で精一杯やり切りたいですね。
今日ご紹介した本は「完全版 眠れる予言者 エドガー・ケイシー」光田秀著。
たくさんの情報が詰まっていてとてもおもしろいです。
ぜひ読んでみてください。
手相のことをもっと知りたい方は、ひとりでこっそり学べる動画講座をのぞいてみてください。
※順次動画をアップしていく予定です。
また、zoomによるライブ講座であれば、自分の手を見ながら進めていくことができます。