手相において人差し指の根元の部分のことを「木星丘」といいます。
この木星丘が膨らんでいる人は、影響力のあるリーダーになる才能を持った人!
あなたの左手や右手の木星丘が膨らんでいるならば、あなたには先生やリーダー、そして世の中に影響を与えていくインフルエンサーとなる素質があります。
そんな木星丘タイプの人が持っている素質や才能、いいところを
今までにはない新しい視点から、ご一緒にチェックしてみましょう!
手相の丘の意味を知るには、太陽系の惑星と、ギリシャ神話の神をイメージすると、とってもわかりやすいんです。
木星丘は木星とつながっている
手相の世界では、木星丘は人差し指がアンテナとなって木星からのエネルギーを受け取っている場所だと考えます。
ここが膨らんでいると、あなたは木星のエネルギーをたくさん持っているよ、ということになるのです。
では「木星のエネルギー」ってどんなエネルギーなのでしょう?
実はそれは、あの太陽系で一番大きな木星と、その守護神であるギリシャ神話の最高神ゼウスをイメージすると浮かび上がってくるんです。
木星ってどんな星?
まずは木星ってどんな星なのかを見てみましょう。
木星の写真はよく目にしますよね。
しましま模様のあの星です!
木星の特徴
太陽系のなかで一番大きな惑星!
直径に地球が11個も入ってしまうほどの大きな星。
太陽系のなかでとても強い影響力を持っている!
太陽よりもはるかに強力な電磁波を放射しているのだそうで、たいへん強い影響力を持っている星とされています。
正体はガス!
大きな惑星であるわりに軽くて、自転が早い。
地球が24時間で自転するのに対し、木星は約10時間で自転してしまうんですって。
あっという間に1日が終わっちゃうってことですね!
あのしましま模様は、ガスの成分の違いでできた模様なのですね。
地面がない!
地球のように地面があるわけではないのですね!
すごい勢いでガスが回転している状態で、地球では考えられないほどの風が吹きまくってる!
木星旅行をしたくても降り立つことができない・・・それどころか、近付くことさえもできない星なんですね。
こんなふうにガスが嵐のように激しく渦巻いている木星は、その巨大な力で、隕石を跳ね返したり吸い込んだりして、まるで地球を守ってくれているようだという話をプラネタリウムで聞いたことがあります。
まさに太陽系の惑星のリーダー的存在。
どこをとっても大迫力な木星さんです!
木星の守護神ゼウスはどんな神?
そんな木星を象徴しているギリシャ神話の神は、全知全能の神といわれるゼウスです。
神々の頂点に立って世界を君臨したと言われるゼウス。
その生い立ちをかいつまんで紹介すると・・・
ゼウスの物語メモ
ゼウスは父クロノスと母レアとの間に生まれた6番目の末っ子。
父クロノスは、あろうことか、自分の子どもに地位を奪われることを恐れて、妻レアとの間にできた5人の赤ちゃん(ゼウスの兄姉たち)を、生まれる度に飲み込んでしまう!
母レアは、末っ子だけはなんとか助けたいと、クロノスに隠れて出産をし、その赤ちゃんの代わりに大きな石を布に包んでクロノスに差し出し、クロノスは石を赤ちゃんと思って飲み込む。
こうしてゼウスは助かって、乳母に育てられることになる。
やがて立派な青年になったゼウスは、復讐だ!とクロノスに薬を飲ませて5人の兄弟たちを吐き出させる。
そして6人で力を合わせてゼウスをリーダーとしてチームを作り、クロノス率いる巨神族と戦いを繰り広げる。
10年に渡る長い長い戦いの末、ついにゼウスチームはクロノス勢を追放する!
なんとも壮大な世代交代の物語!
こうしてゼウスは、末っ子でありながら、その功績を讃えられて神々の最高権力者として認められ、世界を平和に治めるようになったのです。
木星丘の意味は?
そんな「ギリシャ神話の頂点に立った最高神ゼウス」と「太陽系で一番大きな惑星である大迫力の木星」のようすをイメージすることで、木星丘の持つキーワードが浮かび上がってきます。
木星のキーワード
地位や権力、指導力、支配や野心、向上心や努力、発展、拡大
先頭に立って世の中に影響を与えいくイメージのキーワードが並んでいますね。
木星丘はこのような力が蓄積されている場所なので
この丘がふっくらとしていると、
指導力があり、リーダーや先生に向いていますよ
目標に向かって突き進んでいく前向きなエネルギーを持っている人ですよ
世の中に影響を与えていくインフルエンサー的な力がありますよ
と読むことができます。
「よし!1番になるぞー!!」
「この指とまれー!!」
と、人差し指を1本立てたポーズ・・・その感じがこの木星丘のイメージと言ったらわかりやすいでしょうか。
その目の前には、大勢の人がみえる…。
その目の前の人々に向かって
「みんな、こっちだよ!」
「一緒にがんばろうよー!」
と人差し指を掲げて、新しい道を指し示していくイメージです。
手相を拝見させていただきていますと、実際に木星丘に勢いがある人は、先生をしていたり、人に何かを教えたり導いたりする仕事に就いている人が多いです。
自分自身では自分のことをリーダー的、先生的だと思ってはいなくても、小さなコミュニティーのなかで、もしくは大きなグループのなかで、人の役に立つ動きをしていくうちにいつの間にかリーダー的な存在になっていた、というような感覚を抱いている方もいらっしゃいます。
社会に向けて物事を発展、拡大させていく力強いエネルギー。
周りの人を尊重し、受け入れる器の広さ。
そんな力強さと器の大きさを示す木星丘の意味は、太陽系で一番大きな木星、そして世界を統治した最高神ゼウスのイメージと重なっているのですね。
まとめ
- てのひらの「木星丘」は、太陽系の惑星の中で一番大きな木星と、その守護神で全知全能のギリシャ神話の神ゼウスと関係している。
- そのキーワードは権力、指導力、向上心、発展、拡大
- 「木星丘」(人さし指の下)がふっくらとしている人はそんなキーワードが表す力を持っているので、影響力のあるリーダーになれる素質がある!
こんなふうに手相の世界を「宇宙やギリシャ神話と関係している」という視点から見ていくと、手相の意味をイメージで捉えることができて、とってもわかりやすくておもしろいですね。
手相のことをもっと知りたい方は、ひとりでこっそり学べる動画講座をのぞいてみてください。
※順次動画をアップしていく予定です。
また、zoomによるライブ講座であれば、自分の手を見ながら進めていくことができます。