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夢を叶えるために明確に目標を定めなくていい理由

2022年7月19日

夢を叶えるには、目標設定が必要。

「目標を達成している自分の姿をありありと思い浮かべて、その喜びの感情を涙が出るほどリアルに味わう」と、その夢は叶うよ、という話があります。

スポーツで優勝を目指す!とか試験に合格する!など明確な目標がある人は、そんなやり方もありなのかもしれません。

しかし、そんな具体的なイメージができないんですよね・・・という人もいるかもしれませんよね。

実際、私がそうでした。

夢を叶えるセミナーみたいなのに参加して、参加者同士がペアを組んで、ひとりがインタビュアーになり、もうひとりは、夢が叶った自分になってインタビューに答えてください、というワーク・・・。

私にはさっぱり無理でした。

「おかげさまで今では全国に拠点が広がっておりまして月収は・・・」なんて言うたびに現在の自分の不甲斐なさに心が痛くなっちゃう。

ってか、このやり方、正直、日本人には合わないんじゃないかな?

よっぽど女優タイプの人とか、キラキラ起業女子好きとか、自信過剰の人じゃないとできなくない?

・・・

あれから12年以上が経ち、曲がりなりにもそのとき叶えたかった夢が叶っている・・・。

自分なりにこの心とからだを使って実験してきた結果でもあります。

そこで、私なりに、自分やクライアントさんの体験をとおしていま感じている「夢を叶えるための目標設定のしかた」を綴ってみたいと思います。

私はバリバリの現実主義者という感じではなく、どちらかというと空想派、感覚派。

なので、ちょっと繊細な人や、感覚優位の人、ガツガツしてない弱氣な人向けの記事になると思います。

でもこのやり方で現実を変えていくことができたクライアントさんがたくさんいらっしゃるので、きっとお役に立てるものと信じて書きますね。

過去の私のように、現実を動かしたいのに動かせないジレンマでいま苦しんでいる方の突破口となりますように。

前置き

あくまでも、いまの私が感じていることとして、参考程度に聴いてください。

目標はピンポイントで定めなくていい

私は、目標はココ!とピンポイントで定めなくても大丈夫だと思っています。

「この方向性!」というものがしっかりとイメージできていれば◯

そのイメージは、具体的なものでなくて大丈夫。

「家賃がいくらの家に住んでいるか」とか「月収いくら稼いでいるか」とか、そんなのは関係ありません。

たとえば私の場合は「自分だけの部屋を借りて、そこを拠点にして、セラピストのしごとをしている」イメージ。

家賃や月収なんてまるで考えていませんでした。

逆に、コーチングなどを受けた時に「そこは家賃がいくらで部屋が何室あってどのくらいの広さですか?」とか「月にいくら収入が上がっていますか?」と質問されると、心がシュンと縮こまってしまって撃沈・・・。
(達成できてない自分の状況が浮き彫りになって辛くなる)

そんな感じだったので、それ以上コーチングは受けませんでした。
(コーチと相性が合えばコーチングも選択肢としてアリだと思います。)

ということで、具体的なことは脇に置いておいて大丈夫です。

自分の好きな一場面がイメージできれば◯

私で言えば「白を基調とした、窓の大きな部屋に、白い椅子とテーブルがあって、マッサージベッドもあって、お客様を迎え入れている」場面。

セラピストとして具体的にどんなことをしているかまでは想像できていなかったんです。
(だけどその場面は、いつの間にか・・・3〜4年の時を経て、現実になっていました。)

だから、そんな感じで大丈夫。

引き寄せの仕組み

そこからの進み方はこんな感じです。

方向性が定まって、しっかりそちらに意識を向けることができれば、アンテナが立ちます。

そのアンテナに、その方向に向かうために必要な要素がひっかかってきます。

アンテナにひっかかってきたものに「ドキドキ」したり「ワクワク」したりして心が動いたならばGO!

  • 欲しいアイテムに出逢う
  • 必要な情報と出逢う
  • 読みたい本と出逢う
  • 受けたい講座が見つかる
  • 会いたい人が目に入る
  • 新しい人間関係がやってくる

などなど、「ドキドキ」したり「ワクワク」して心が動けば、進んでいってオッケーです。

その「感情」が一番のバロメーターとなります。

この感情は、もしかしたら、ちょっと怖いと感じる類のものでもあるかもしれません。

飛び込むには相当勇氣がいるものだったりするかも。

でも、その不安や怖さを上回るくらいの「ワクワク」とか「なんかいい感じ」があれば、進んでいって良いのです。

大切なのは、ここで「頭で判断しない」ということです

頭で判断すると終わっちゃいますからね。

あくまでも、理由なんてない「感情」にアクセスすることがだいじです。

実際に行動を起こすと道が見えてくる

そうやって1歩を踏み出してみることで開かれる扉があります。

どんな扉が開かれるのかは、行動を起こしてみないとわかりません。

だから怖いわけなのですが、「やりたい!」という心の声に従って行動を起こしたのならば、そこには後悔の念はないはずです。

むしろ、結果がどうであれ、魂が喜ぶとからだが元氣になって、人生が活氣付いて勢いが生まれます。

そうして扉が開かれたその先に、次の道が現れてくるのです。

最初から道が見えていて、そこを歩くのではないのです

視線の遠くに目的地があって、それを感じているのですが、その目的地に続く具体的な道というのは見えないのです。

ひとつひとつの扉を開けて、進んでいくうちに、次の道が見えてくる

その先にゴールがあるのです。

でもそれは最終ゴールではないのかもしれません。

ひとつのゴールにたどり着くと、またその先のゴールが見えてくるのかもしれません。

そしてまた、進んでいくうちに、行きたい道が変わるかもしれません。

それで大丈夫。

とにかく心の声に従って、歩いていくのです。

ここで多くの人が氣になるのがお金のことだと思うのですが、「お金はあとからついてくる」というのはどうやら本当です。

エゴではなく、自分の魂が喜ぶことにお金を使うならば、そのお金はちゃんと返ってきます。

自分の体験からも、クライアントさんの体験からも、そう言えるので、心の声に従って歩くことは、本当に自己実現のために大切なのだと思っています。

ピンポイントで決めない方がいい理由

最初からゴールをピンポイントで「これ!」と決めてしまうと

遊び=余裕=のびしろ=幅

がなくなってしまって、可能性がギュッと縮まってしまうかもしれません。

ゴールに行き着くために開けるべき扉を、見逃してしまうかもしれないのです。

だから、目標は、ピンポイントで設定しなくてもいいのです。

「おもしろそう!」と心が動いても「でもこれは私の目標とは関係なさそうだから・・・」とはじいてしまってはもったいない。

とにかく方向性を定めたうえで心に響いてくるものは、無視しないでやってみることが、思わぬ扉を開くことにつながることも多々あるのです。

大切なのは心で感じること

いずれにしても、どんな時でも、バロメーターは「心で感じること」であることを忘れずに。

心が動いたことを実際にやってみる、という行動が、魂の願いにアクセスすることにつながります。

そしてその自分の中の奥深いところに眠っていた魂の願いにアクセスすることができれば、「目的達成装置」にスイッチが入って、さまざまな引き寄せが起こって、目的地に導かれていくのです。

たとえそのたどり着いた目的地が、自分の思うものと違ったとしても、実はそれが自分にとって最善の道であることがわかって、感動に包まれたりするのです。

まとめ

  1. 目標はピンポイントでなくても大丈夫だけどしっかりと方向性を定めることがだいじ
  2. 方向性がしっかり定まるとアンテナが立つ
  3. アンテナにひっかかったものを心で見分ける
  4. 心に従って行動すると扉が開かれてその先に道が見えてくる
  5. その道を歩くとまた新しい道が見えてくる
  6. これを繰り返すといつの間にかゴールに達している

とにかく心に従って行動することがだいじです。

失敗を恐れて行動しなければいまのまま。

行動しないことには、何も始まらないのです。

ポイントは、車の運転の時のように、視線は遠く、意識はいまここに。

方向性を定めて、目の前に現れる道を進んでいくのです。

 

もし、未来に対する不安が胸のうちにあるならば、こちらの記事も読んで参考にしてみてくださいね。

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  • この記事を書いた人

saki

星空だいすきな「星よみ手相」クリエイター。 福岡市在住。 星よみ手相と心の世界を探究しています。

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