質問・お便り

お便りへの回答1*魔がさしてしまう瞬間はあるのでしょうか?

2020年10月24日

 

ご質問をいただきました。

ご質問

こんにちは

宇宙的に…魔(死)がさしてしまう瞬間はあるのでしょうか。
ディープな内容ですみません💦

ご質問ありがとうございます。

お応えできるかどうかわかりませんが・・・お答えしていきたいと思います。

 

ふむ。

「魔がさす」ということは、日常の中ではよくありますよね。

魔がさして、お菓子を食べ過ぎてしまった、という軽いものから

魔がさして、男女関係を持ってしまった、という重めのものまで・・・。

 

それは、「〜が欲しい、〜したい」という「欲」が裏に在るから起こること。

人間でしたら誰でも「欲」がありますから、誰にでも「魔がさす」ことはあると思います。

私個人的には、そのからくりには、エネルギー的なものが関係していると思っています。

私たちはこうして肉体という物質的な存在としてここにいるわけですが

目に見える肉体の周りにもエネルギーが広がっています。

そのエネルギーは振動として表わされ、その振動数は、考えや感情や行動によって変化します。

で、この世の中には、目に見えるもの以外にも、「エネルギー体」として存在しているものがたくさんたくさんあります。

たとえば、「幽霊」として認識できるものや、「守護霊」や「天使」や「龍」などと呼ばれる様々なもの。

その中には「人の感情や念」なども含まれます。
(いわゆる”生霊”と言われるもので、自分の念も飛んでいったりしています。)

 

で、これらは全部「エネルギー」と言えるもので、「振動」として表わされるものなので

同じ振動を持つものは響き合うという現象が起こります。

つまり、波長が合えば、ふわっと何かの存在に乗っかられちゃう。

良いものでも悪いものでも、割と頻繁にひっついたり離れたりしているんだと思います。
(存在自体に良い悪いがあるわけではないですが便宜上こう表現しています)

こうして、いわゆる悪い(と思われる)ものとつながってしまって、セーブが効かなくなってしまう状態・・・。

それが「魔がさした時」のからくりだと、現時点では私はそのように認識しております。

 

だからこそ、常日ごろから、「どう在るか(どんな振動数の中にいるか、どんな振動数を生み出していくか)」を意識していくことが大切であると思うわけなんです。

 

が、ご質問を読み返してみると

「宇宙的に・・・魔(死)がさしてしまう瞬間」

とあります。

これは、たとえば、隕石に当たって肉体としての生命を終えてしまう、といったようなことでしょうか?

たまたま何かのアクシデントに出逢ってしまう、というような。

そんな理解の仕方で合っていますか?

 

ちなみに、私たちが隕石に当たる確率を出して論文を発表した(2014年)アメリカの大学教授がいらっしゃるみたいですが、それによると、

人が一生の間に局地的な隕石、小惑星、彗星の衝突で死亡する確率は、160万分の1。

竜巻は6万分の1

落雷は13万5000分の1

なのだそう。

その中で、私がOL時代に隣の席で一緒に勤務していた女性は、親戚2人が別々に雷に打たれて亡くなったという話をしていて、ずいぶん驚いたことを思い出します。

それは、そこに何かの原因があるからなのでしょうか?

本人の思いや行いに・・・

過去生での思いや行いに・・・

家系の因縁に・・・

原因があるのではないか。

そういう考え方をする人もいるかもしれません。

 

一方では、

すべての出来事はランダムに起こっているだけであって、そこに意味があるわけではない、という人もいます。

スピリチュアルな世界の人にも、「すべてはただバランスを取るために起こっているだけなのだ」と唱えていらっしゃる人もいます。

 

どちらにしても、「絶対」というものはない。

未来のことは誰にもわからないのです。

一瞬先は、不確定なのです。

こう言っている私も、明日、この世を去るかもしれない。

そんなことは絶対にありません、と言い切れないのが、人の一生です。

 

なんにも悪いことなどしていなくても、隕石が飛んできちゃうかもしれない。

そんなことなんてあるわけがない、とは言い切れない。

そんな出来事のことを「魔(死)がさす」というならば、”「宇宙的に魔(死)がさしてしまう瞬間」はある”ということになるでしょう。

いただいたご質問に一応の答えを出すならば、これが現時点での私の出す答えです。

ここからは、ごく個人的な話になるのですが、

私自身も、昨年(2019年)元旦那さんを亡くしてから、「人の一生って何だろう?」と、再度考え続ける時間をもらっています。

あんなに元気で力強かった(私にはそう見えていた)人が、あっという間に去っていってしまった。

また、今年に入って自分自身も、道端でバタンとこけて、「あ、死んだかも?」と思った出来事がありました。

すっごく恥ずかしかったんですが、その時の感覚って、印象的だったんです。

「生きててよかった!」という感謝が溢れてくるんです。

痛い全身を引きづるようにして無事に家に帰ってきてすぐ、母親に「生んでくれてありがとう!」ってお礼を言ったくらい・・・。

ちょっと、この感覚をうまくお伝えすることができないのですが・・・。

 

そんなふうに、いつ、どこで、何が起こるかわからないこの世の中。

その不確定な世の中で生きている私たち。

 

それでも私は思います。

この背景には、人のあたまですべてを把握することはできない壮大な「宇宙の法則」がはたらいている、と。

科学を突き詰めていく識者たちも、行き詰まった時に、その得体のしれない巨大な何かに気づく、という話をよく聞きます。

それを「神」という言葉で人は表現する。

神=宇宙の法則そのもの・・・。

私たちはその法則の中で生かされている「宇宙のかけら」。

その法則に抗うことはできない。

 

でもそれは、「私たちは何もできない存在だ」ということではないのです。

「宇宙のかけら」ということは「宇宙の相似形=小さな宇宙」。

つまり、私たちひとりひとりは、小さな宇宙だと言えるのではないか。

私たちひとりひとりは小さな宇宙であり、それは神である、ということもできると思うのです。

だから、私はちっこい、ということもできるし、私はでっかい存在である、ということもできる!

自分には神と同等の「創造の力」が備わっている。

この現実世界でそれを発揮できるかどうかは、自分の「意識」の力にかかっている。

意識をどこに向けるのか、で、光を生み出すこともできれば、闇を生み出すこともできるということ。

意識ひとつで、まるでちがう世界を創り出すことができるのです。

私はそんな人生観のもとで生きています。

 

だから・・・

もしも、宇宙的な魔がさす瞬間があったとしても・・・

自分にやってくることを一つ一つ受け止めて

その中で、自分に何ができるのか、に目を向けて、

神から授かったこの心と体を駆使して乗り越えていく。

かならずその中にしあわせはあるから

そのしあわせな感覚と同調して響き合っていきたいと思うのです。

この世に生きる人間としてのキャパ以上だと思うことがやってきたとしても

未来を思いわずらうことなく

今この瞬間を受け止め、光(希望)に焦点を当て、今を生きる。

もう、そうやって今この瞬間のベストを尽くしていくしかないと思っています。

 

以上、答えになりましたでしょうか?

もし、お答えできていない部分があったり、さらなる質問などが浮かんだら

またお便りくださいね。

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  • この記事を書いた人

saki

星空だいすきな「星よみ手相」クリエイター。 福岡市在住。 星よみ手相と心の世界を探究しています。

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