質問・お便り

お便りへの回答9*佳き言葉を発する事がなかなかできません

 

お便りをいただきました。

ご質問

こんにちは。
拝読させて頂き暖かい気持ちになってます。

たくさんたくさん目の前の人を元氣にする言葉勇氣づける言葉を自分の中にインストールするのはどのようにすればよいかアドバイスを頂きたいのです。
佳き言葉を発する事がなかなかできません
(感覚ですぐにマイナスというか、0基準で見てしまうので…)

お便りありがとうございます。
お応えできるかどうかわかりませんが・・・
私なりにお返事差し上げてみたいと思います。

 

こんにちは!

ブログを読んでくださってありがとうございます。

いま私は、

「拝読させて頂き暖かい気持ちになってます」

というあなたの言葉に、元氣と勇氣をいただいています。

ありがとうございます。

そして「たくさんたくさん目の前の人を元氣にする言葉勇氣づける言葉を自分の中にインストール」したいと思っていらっしゃるあなたのお心に、また元氣と勇氣をいただいているのです。

 

大丈夫。

あなたの心に秘められたそんな想いは必ず周りに伝わっていきます。

心から「やりたい」と思っていることは、できることなんです。

すでにできていることも多いのです。

ただ、この世の中は、物質的な現実社会なので、「想い」だけでは成り立たない部分があって、ちょっとだけ現実的に思いを行動に移すための練習が必要なだけなのだと思います。

 

まず私が現時点であなたにしてほしいことは

”「感覚ですぐにマイナスというか、0基準で見てしまう」「佳き言葉を発することがなかなかできない」(と思っている)自分”

大きなまるをつけてあげること。

 

そのためには、人の思考はたいてい、放っておけばマイナスな方向に傾くものなんだっていうことを知っておくことがポイントになるんじゃないかなあと思います。

基本、人の思考は、マイナス(ネガティブ)に傾きやすいのです

それは生きるための智恵とも言えるかもしれません。

なんでも大丈夫、大丈夫、と危機管理を怠れば、自分の身を守ることもできませんものね。

逆にいうと、危機管理をするとか、未来予測ができる才能を持っているとも言えますよね。

そんなふうに、最初にマイナス(ネガティブ)なことを見つけ出して、それからそのマイナス(ネガティブ)に対処できる方法を見つけて行動していく。

それで良いのだと思います。

基本、マイナス思考。

それはそれでよし。

そこから先が大事なのです。

 

マイナス思考に傾いている自分の状態にまるをつけて、よしとする。

そしてその先、どうするかを考え、行動していく。

そのときの意識の方向性と行動がプラス(ポジティブ)につながっていけば良いのだと思います。

 

ひとりでいる時にマイナス(ネガティブ)な思考が起こらない人なんて、いないんじゃないかなあ。

たぶん、とてもポジティブな魂を持った人でも、ネガティブな思考が湧いてくることはある。

 

私自身も、超マイナス思考だった時代がありまして・・・。

大学の頃から社会人になって正社員を辞めるくらいの頃までかなあ。

約10年もの間、めちゃくちゃネガティブでした。

「佳き言葉を発する」なんてもってのほか!

自分のことが大嫌いで、自分ほどダメな人間はいないと思っていて、いつも嫌われないか、失敗しないか、ビクビクしていたように思います。

今でも基本はたぶんマイナス思考ですよ(笑)

そんな自分がいるからこそ、今のような仕事ができるのだと思っています。

 

現在はその頃から比べたら、かなりバランスをとることができるようになったことは自覚できます。

どうやってバランスを取れるようになったのかなあと振り返ってみると・・・

最初のポイントは、「気づき」

自分がマイナス思考に傾きすぎてしまっていることに気づくことだったように思います。

自分の思考や感情の中に入り込んでいる状態の時には、客観的に自分を見ることなんてできませんよね。

思考や感情から1歩飛び出して、外側から自分を見つめるもう一つの目を持つこと

神様になったつもりで自分を見てみるような感じ。

そうやって自分を飛び出してこそ、自分の立ち位置を、なんとなくでも捉えることができ

自分の立ち位置が見えれば、バランスをとっていくことができるのですよね。

 

で、そのもう一つの視点を持って、そこから自分を眺めてみると、自分の思考のくせがわかるんですよね。

具体的には

  • 出来事に対しての感じ方
  • そこから発生する思考
  • その思考から生まれる行動

これらが、一連の流れを持っていて、その流れがいつも同じように自分の中で繰り返されていることに気づくのです。

いつも同じ流れだから、同じような結果が生まれてくることになるのですよね。

たとえば、パートナーとの関係の中で、何かうまくいかないことがある時には、この流れのどこかに思わしくない結果を生み出す原因が隠れているわけです。

その原因を見つけて、ああ、これだ!と気づいた時に、感じ方、思考、行動が変わって、パートナーとの新しい関係が生まれて、うまくいくようになる。

ところがこの自分の中で繰り返される一連の流れというのは、自分にも自覚できないくらいに、あまりにも普通に行われているので、とっても気づきにくいです。

それを見破ることができた時に起こること・・・

それが「気づき」です。

気づきによって、私たちは成長して、自分の枠を広げることができるのですね。

 

なんだかちょっと話が脱線してしまったようになっちゃいましたが

ここで私がつなげていきたかったのは

こうして「自分の中で繰り返される一連の流れ」をよーく見つめていくと浮き彫りになってくるのが

「自分が自分自身にかけてきた言葉」なんですよ、というお話です。

 

もしあなたが「佳き言葉を発する事」を難しいと感じていらっしゃるならば

あなたは長いこと自分自身に「佳き言葉」をかけることができずに過ごしてこられた可能性があるのかもしれない、と思ったのです。

もしかしたら、あなたが自分自身に無意識にかけ続けてきた言葉が「佳き言葉」とは言えない言葉だったのかもしれない・・・。

例えば

〜ができない私はダメ
〜できない私には価値がない
私ってなんてダメなんだろう!

など、自分にとって心地よくない言葉を、無意識のうちに心の中でつぶやき続けてきたのかもしれない。

この「自分が自分自身に無意識にかけ続けてきた言葉」というのが、どれだけ影響力を持っているのか・・・。

多くの場合、その言葉は、「親の言葉」「世間の言葉」からくるものだったりするわけで・・・。

なんの実態も根拠もないただの思い込みで、もう要らないものかもしれないのですよね。

 

もし、今お話したことに心当たりがあるとするならば

まずは、この自分自身にかけている心地よくない言葉を見つけて、これを変えていくことに取り組んでみていただくとよいかもしれません。

自分が自分にかけると嬉しくなる言葉、いい感じのする言葉、ほっとする言葉に変えていくのです。

「よくがんばったよね。」
「今日も〜できたね、素晴らしい!」
「まあいっか!」

そうやって、自分にかける言葉を変えていくことが第一。

自分が自分にどんな言葉をかけていくのか。

どう接するのか。

そんな「自分自身との人間関係」が他人との人間関係に現れると言っても過言ではないほど、自分との人間関係をどう築いていくかっていうことは大切なことだからです。

 

それを意識しながら、とにかく「目の前の人を褒める、励ます」ことに取り組んでいく。

目の前の人を褒めることと自分を褒めることは直結しているから。

 

参考になるかどうかわからないのですが、私の場合は、そうやって、「自分が自分にかける言葉を変えていくこと」「目の前の人を褒めること」を両面から意識していくことが自分にとって大きな助けになったと感じているので、ここでお伝えしてみました。

 

さて、すごく長くなってしまって申し訳ないですが、ここまでお話してやっと、ご質問にお答えするところまでやってきました。

「たくさんたくさん目の前の人を元氣にする言葉勇氣づける言葉を自分の中にインストールするのはどのようにすればよいかアドバイスを頂きたいのです。」

という親愛なるあなたからのご質問。

お答えするならば

私は通常の講座の中では、街中で耳に入ってくる言葉や、人との会話、本を読んだり、テレビやドラマや映画を見て印象に残った言葉、など、あなたが出逢った言葉の中で自分が素敵だなと思った言葉を、ノートに書き留めたり、スマホにメモしたりすることをおすすめしています。

そうして、その言葉たちを、実際に自分が使ってみるのです。

対面で使うことが難しければ、まずは、日記を書いたり、ブログを書いたりして、文章に綴ってみるのがおすすめです。

文章を綴る時には、ゆっくり考えながら、書いては消し、書いては消し、言葉を推敲していくことができます。

その中で、マイナス(ネガティブ)な言葉が出てきたら、どんなふうに言い換えることができるかなあと考えて、書き換えてみると、読んだ時の印象がすごく変わってくることがあります。

そうやって一度書き上げた文章も、数時間後、数日後、数ヶ月後、数年後、と読み返してみて、また、より心地よい表現へと書き換えてみる。

それを何度も何度も繰り返すことで、いつの間にか、口からも自然に「佳き言葉」が出てくるようになっていくと思います。

 

あとは、いい言葉が口ぐせの人と一緒にいるとか、読んでいて心地よい言葉がたくさん使ってあるブログや本やサイトを読む、など、佳き言葉に触れる時間をできるだけ多くしていくこともおすすめです。

 

そうやって、時間がかかってもいいので、少しずつ少しずつ練習を重ねていくこと。

これが一番の方法だと私は思っています。

私も何年もかかりましたし、まだまだ道の途中です。

 

最後にもう一度繰り返します。

大丈夫です。

きっとあなたは「目の前の人を元氣にする言葉勇氣づける言葉」でたくさんの人を笑顔にしていくことができます。

と申しますか、もうすでにたくさんの人を笑顔にしていらっしゃるのだと思います。

これからも、どんどんあなたの内側から溢れる愛で周りの人々に元氣と勇氣を配りながら、あなた自身も素敵な笑顔で輝いていかれますように。

 

心より応援しております。

 

以上がお便りをくださった素敵なあなたへの、私からのお返事です。

ちゃんとお返事できているでしょうか?

ちょっとわかりにくい箇所もあったかもしれませんね。

もし、納得がいかない部分があったり、疑問があったり、さらなる質問などが浮かんだら

またいつでもご遠慮なくお便りくださいね。

質問やお便りをお待ちしております。

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  • この記事を書いた人

saki

星空だいすきな「星よみ手相」クリエイター。 福岡市在住。 星よみ手相と心の世界を探究しています。

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